いよいよ寒さが本格的な季節。この時期で困るのが、車を出すときのフロントガラスの霜。霜取りを使わずに霜対策ができる、雪国の知恵にネット民が関心を寄せています。
「今朝の車、がっちガチになってました、が!昨夜のうちに、ぷちぷちでフロントガラスをガードしたおかげで霜取り作業レスでした。」と、写真とともにツイートしたのは、福島県在住のネットユーザーである天手力男さん。
写真には、一般的に「プチプチ」と呼ばれている緩衝材の大判シートがフロントガラスのほとんどを覆うようにかけてあり、ワイパー2本と両ドアで端を挟んで固定されています。
その端をめくってみると……見事に霜が付いていない状態。フロントガラスの下の部分までは覆うことができていなかったのですが、その部分と見比べてみると、明らかにプチプチで覆っていたところだけが霜のない綺麗な状態。これなら暖機運転も、霜取り剤などとかでヒイコラ言いつつフロントガラスを拭かないで済みます。
このツイートには他地域の人たちから、「ためになった」「今度やってみたい」などといったリプライや、覆う時の方法などを聞いている人もいました。
フロントガラスにプチプチを貼る時は、プチっとしている側をフロントガラスに付け、反対側の平らな部分が外側になるように覆っていくのがポイント。空気の層ができて外気が直接フロントガラスに当たらないので、霜がおりないという訳。
天手さんは、「何でこれがこんなにバズるのか正直分かりません」と最初は仰っていたものの、この方法は普段あまり霜がおりない地域ではメジャーな知識ではないこと、カー用品店にあまり行かない人や温暖な地域の人には市販のフロントガラス用霜よけカバーがあることすら知らない人もいることをお伝えすると、合点がいった様子。
カー用品ショップなどで売られている霜よけカバーは、ホームセンターなどで買える大判のプチプチと同じようなものがあるそうです。そこで天手さんは、専用品を買うくらいなら自宅で寒さ対策として使っていた大判のプチプチで代用できると考え、実際使ってみたところ効果があったとのこと。
ちなみに、プチプチ以外にも大判のタオルやシーツなどで覆っておく、夏に使う日よけ用のサンシェードをフロントガラスに貼り付けておくというのも効果アリ、とのこと。フロントガラスと外気が直接触れないように、空気の層ができるような状態を作っておくわけですね。
寒冷地では何かでフロントガラスをカバーする、というのは割とメジャーな方法らしいのですが、雪は年に1~2回降るか降らないか……という地域では、霜はふってもすぐ溶ける場合もおおく、そこまで本格的に対策をとっていない人がほとんどです。また、カー用品店などでは霜取り用の解氷剤スプレーなども売っていますが、そんなにしょっちゅう使う地域でもなければわざわざ買っても余らせるのがオチ。
しかし、この方法さえ覚えておけば、寒気が強い時だけあらかじめ覆っておくだけで済むのでお手軽&楽ちんです。これから強い寒気が流れ込むことも多くなる季節、こういった北国の知恵を生かして手間も車への負担も少ないカーライフを送りたいですね。
<記事化協力>
天手力男さん(@JkKu17)
(梓川みいな)
(出典 news.nicovideo.jp)
メーカーによって「エアキャップ」「プチプチ」「ミナパック」「エアパッキン」「エアクッション」「エアマット」「キャプロン」「エアーバック」等の商標が、一般名称のように使われている。 エアーキャップ - 酒井化学工業株式会社の登録商標(登録番号 第2703891号) プチプチ - 川上産業株式会社の登録商標(登録番号 4キロバイト (453 語) - 2019年9月24日 (火) 16:45 |
これからの季節、霜対策が大切になって来ますね!
そこで、窓の霜対策のお話をまとめてみました。
お楽しみ下さいね!
<このニュースへのネットの反応>
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